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映画の感想を、ネタバレなし・ありの両側面から投稿します。

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Who am I ピエロがお前を嘲笑う/ドイツアカデミー賞6部門ノミネート&ハリウッド・リメイク決定。

      2016/01/25

ヒエロがお前を嘲笑う

作品情報

【おすすめ度】★★★☆ 3.5/5点
【ジャンル】クライム・サスペンス・ミステリー
【公開】 2015年(日本)
【監督】バラン・ボー・オダー
【出演】トム・シリング、エリアス・ムバレク、ヴォータン・ヴィルケ・メーリング、アントニオ・モノー・Jr、ハンナー・ヘルツシュプルング、etc.。

ストーリー

世間を騒がせたサイバー犯罪の容疑者である天才ハッカーベンヤミンが、突如警察に出頭してくる。
彼は、担当の刑事にこれまでに起こった全てを自白し始めるのだった。
学校で冴えないベンヤミンは、中学の頃から思いを寄せるマリに思いを伝えられずにいた。
そんな彼女のため、大学に忍び込みサーバから試験問題のデータを盗み出そうとするが失敗し捕まってしまう。
更生のため行った社会奉仕活動で知り合ったマックスに誘われハッキング集団に入ることとなる。

 

こんな人におススメ

クライム・サスペンス好きな人には当然おすすめですが、
むしろあまりこのジャンルを見ていない人には結構新鮮な刺激があると思います。

ただ、コテコテのサスペンス好きだと先を読めてしまうかな〜って不安もあります。
ユージュアル・サスペクツやファイトクラブ、オーシャンズ11などが好きな方にもおススメの作品だと思います。

結構ショッキングな映像が出てきますので(PG-12)小さい子供には勧めません。

 

感想・ネタバレ無し

TSUTAYAさんで、『先行レンタル』ってラベルが貼ってあったので借りてみました。
調べたところ、ドイツアカデミー賞で6部門にノミネートされて、ハリウッドがリメイク権を買ったようです。
そんなに注目されている映画なのに、日本では上映していた映画館が少ないようです。

とても引き込まれる内容ですが、やっぱり単館系の臭がします。

知らない俳優たちだが、演技力は抜群

やはりドイツ映画ということもあり、出ている俳優さんたちはあまり見かけない顔の人ばかりです。
唯一見たことがあるのが、主人公のベンヤミンが惚れるヒロインのマリを演じたハンナー・ヘルツシュプルングくらいです。
確か4分間のピアニストって映画に出ていたと思います。
ハンナー・ヘルツシュプルング

他の登場人物についても、個性の強い役のせいかそれぞれのキャラクターが立っていて、まったく演技に違和感を感じませんでした。知らない俳優だからこそ、変な先入観がなく見れたかもしれません。
出演者たち

やっぱり謎解きが醍醐味

クライム・サスペンスの醍醐味といえば、謎解きです。
終始、主人公の口から語られる内容が、回想シーンとしてスクリーンに映し出されます。
それを聞いている捜査官とともに、我々観客も推理していくと言う展開です。
私も先の展開を推理しながら楽しみました。

ただ、推理が当たったときに嬉しく思うか、「あ〜なんだそんなの読めたよ〜」って思うか人それぞれです。

 

感想・ネタバレあり

※ココから先は、ネタバレがあるので、映画をご覧になった方のみお進みください。

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